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八月のクリスマス(1998) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 八月のクリスマス(1998)
製作国
上映時間97分
ジャンルドラマ,ロマンス,クリスマスもの
レビュー情報
《ネタバレ》 ストーリーそのものは古典的で、何も目新しいところはないが、静かで上質な作品。セリフも最低限まで少なくしているし、説明もほとんどない。それでいて主人公の苦しみが伝わってくるので胸が痛い。ハン・ソッキュの演技がただただ素晴らしい。最後のセルフポートレートのシーンでの表情が、実に強烈に印象に残る。遺影写真を撮るために化粧をして華やかなチョゴリを着てやって来る老婆のエピソードも良かった。ヒロインの状況説明がほとんど無いので、ヒロインが果たして主人公のことをどのくらい想っているのかもわからないし、彼の死を知ることができるのかも分からない。寂しいくらいのラブストーリーではあるが、今の日本映画では、このようにシンプルで上品なラブストーリーは作らないだろうなぁ、と思う。
ルクレツィアの娘さん 7点(2004-01-04 20:59:36)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 103件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
010.97%
110.97%
210.97%
354.85%
454.85%
576.80%
61615.53%
72221.36%
82019.42%
91211.65%
101312.62%
作品の標準偏差 2.12
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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