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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
製作国
上映時間141分
劇場公開日 2003-03-21
ジャンルドラマ,コメディ,犯罪もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 コメディだと思って観たので、全然違ってビックリしたし、ガッカリした。家族再生を願う主人公の、せつない感情はホロリとさせられるけれども、それならそれでもっと話の組み立て方があるはずだ。導入部分がそもそも中途半端だったし、現在と過去を織り交ぜて話を進めたのは、ラストの感動のためだとは思うが、くどい。映像が妙に文芸的なのが、また「せつなさ」を強調していて、ちょっとうるさい。自分の家庭は崩壊してしまっているけれども、詐欺師の少年は救いたいと思うカールは魅力的な人物。トム・ハンクスが好演。それに対して驚嘆するほどイイ味を出しているのが、クリストファー・ウォーケン。みじめに屈折していながらどこか底知れない雰囲気を醸し出して、天才詐欺師の父親役という意味ではまさに「この親にしてこの子有り」と言いたくなる存在感十分だった。怪優と呼んで敬意を表したい。セリフの組み立てがあまりよくなかったと思う。「他に電話する相手がいないんだろ」というセリフが、印象的ではあったが、全体的には詐欺師の口八丁ぶりに無理感が強い。レオナルド・デュカプリオでない役者にやらせても良かったんではないだろうか。それにしても、詐欺師を捜査陣に組み込んでしまうアメリカってすごい。いや、すごかった、と言うべきか。
ルクレツィアの娘さん 5点(2004-02-04 19:51:18)
その他情報
作品のレビュー数 466件
作品の平均点 7.07点
作品の点数分布
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220.43%
371.50%
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67916.95%
715332.83%
811624.89%
95110.94%
10122.58%
作品の標準偏差 1.39
このレビューの偏差値 39.33
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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