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《ネタバレ》 ノーラン監督が正攻法のスパイアクションとは珍しい、と思いながら見始めましたが、やはりあまり成功していませんでした。そもそもターゲットは何なのか、敵は何をしようとしているのか、こちらはなぜそれを阻止するのか、という基本の外縁からして不明確です(よって、最後のオチらしきものも機能していません)。それと、ノーラン作品には珍しく、役者が輝いておらず、魅力ある登場人物が見当たりません(見どころはヒロインの彼女の長身くらいでしょうか)。加えて、ニールが若き日のシュワちゃんみたいに見えたりとか、またケネス・ブラナーがところどころ國村隼みたいで、いい人っぽく見えてしまったりとかも気になりました。映像自体は相変わらず安定しているので、最後まで興味を維持することはできましたが、時間軸操作の見せ方も含めて、もう少し何とか整理できなかったのかな。
【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2025-06-11 01:27:53)
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