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《ネタバレ》 1作目はまだロメロのフォロワーゾンビ映画という感じの立ち位置でしたがここへ来てずいぶん斬新亜方向へ舵を切ったなあと思える作品でした。
根底はゾンビ映画のフォーマット、時々ゴア描写のスパイスありつつ、サンゲリア2やナイトメアシティのようなやたらとアグレッシブなゾンビ(感染者)が遅いくる場面はブレットタイムのようなiPhoneでの撮影やオルタナ系バンドのMVみたいな演出も相まってなかなか見応えあり。 それでいて中盤からは母を救おうと外敵から守ろうとする少年の成長物語、死を受け入れる、足のままを受け入れるという理念と美しいロケーションのおかげで別の作品を観ているよう。 前半の、生き残った人たちをバイキングの狂戦士に見立て、死をある種の娯楽と捉えtれいるかのような演出と、彼らに狂人と揶揄さえていた人物が実は死者を弔うためにグロテスクなオブジェを製作していた、という対比が素晴らしかったです。あのオブジェ初めて観た時どんな地獄絵図が繰り広げられるんだ?と思っていたので余計にギャップが激しかったです。 最後の最後で「これ、そういう映画じゃねーからw」と言わんばかりの展開がありポカーンとしましたが、全体的に見ても面白くゾンビ映画の新しい形と思える面白い作品でしおた。 【クリムゾン・キング】さん [映画館(字幕)] 7点(2025-06-21 00:42:19)《新規》
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