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旅情(1955) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 旅情(1955)
製作国英,米
上映時間102分
劇場公開日 1955-08-14
ジャンルドラマ,コメディ,ロマンス,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
愛と言うのは炎と同じで激しく燃えた後、いつかは消えてしまうかもしれない。しかし二人は愛が一番激しく燃え、二人ともが激しく相手を求め合っている時に別れた。心の中で一生相手を求め、一生愛し続ける為に・・・そしてその別れは突然やってくる。キャサリン・ヘップバーン演じるジェーンが別れを告げる数分前、とても嫌な予感はしていた。それはストーリーの流れから読み取れる雰囲気もあったけれど、やはり一番は彼女の顔から滲み出る切なさ、愛の感情が並半端なものじゃなかった。この映画は水の都ベネチアの数々の美しい風景を観て感動し、そこに暮らす人々の温かい心、人情を知りさらに感動した。さらにその上に、二人の情熱的で美しい愛を目にし、心が揺さぶられ胸が苦しくなるほど感動した。そしてラストの美しい別れ。辛く悲しい別れだったけれど、二人の赤い糸はしっかりと結ばれたまま別れた。別れとは必ずしも辛いだけとは限らない事を知った。
ボビーさん 9点(2004-08-16 22:13:38)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 61件
作品の平均点 7.20点
作品の点数分布
011.64%
100.00%
200.00%
311.64%
446.56%
569.84%
6813.11%
71321.31%
81118.03%
9711.48%
101016.39%
作品の標準偏差 2.06
このレビューの偏差値 54.24
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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