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犬神家の一族(1976) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 犬神家の一族(1976)
製作国
上映時間146分
ジャンルサスペンス,シリーズもの,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
 斜陽の邦画界に一石を投じた角川文庫の映画化第一弾。横溝正史の名を世に知らしめた功績は大である。確か「読んでから見るか、見てから読むか」がキャッチコピーだったと記憶しているが、原作は数ある横溝作品の中でもカスの部類に入る(個人的には「本陣殺人事件」がベストかと…)ので、「読まずに見る」が正解(^^)。大野雄二の音楽も(ルパンとかより余程)素晴らしかったが、才人・市川 崑が技巧を凝らしつつもリラックスして悠々と監督しているのが又良かった。二作目以降は何か東宝のお抱え監督みたいで溌剌としていないし、マンネリで技巧に溺れ過ぎ。本作では横溝御大も顔見せ出演しており、まさかシリーズ化されるとは予想もしていなかったみたい。個人的に好きなシーンは坂口良子に(自分が作った)食事の中で何がおいしかったか尋ねられた金田一が「生玉子~」と答えるところ。感心できないのは、戦後の復員兵にしちゃあ、あおい輝彦が「ふくよか過ぎる」点。デ・ニーロを見習え、あおい輝彦!!よって7点が妥当。
へちょちょさん 7点(2002-12-22 22:26:23)
その他情報
作品のレビュー数 187件
作品の平均点 7.49点
作品の点数分布
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221.07%
321.07%
410.53%
5115.88%
62613.90%
74725.13%
85428.88%
92513.37%
101910.16%
作品の標準偏差 1.54
このレビューの偏差値 47.91
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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