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家族ゲーム のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 家族ゲーム
製作国
上映時間106分
劇場公開日 1983-06-04
ジャンルドラマ,コメディ,ファミリー,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
 何と言ってもアノ横一列の食卓シーン!!に尽きる。森田芳光監督の才気が殆どプラスに作用した奇跡的な傑作がコレ。しかし、勝因は演出よりもキャスティングの見事な迄のアンサンブルにあると思う。デビュー直後の宮川一朗太が新人らしからぬ達者な演技で曲者揃いの共演陣に一歩も引かず見事。伊丹十三扮する父親の「ちゅうちゅう出来ないじゃないか!」は名台詞として残るインパクト。本来歌手である(今じゃ姉と二人で童謡歌手?)由紀さおりが、こういう典型的な主婦を演じる可笑しさ。三流大学の家庭教師・吉本を独特のコメディ演技で怪演した松田優作は中でも出色の存在感。小津安二郎をパロディ化する森田監督の度胸の良さに当時は相当に注目したものだったが、その後「そろばんずく」や「愛と平成の色男」など駄作を連発して激しく失望。以後は彼の監督作は観てないが「失楽園」の悪評ぶりから判断すると、やっぱり本作はフロックだった…のか?甦れ、森田芳光!!
へちょちょさん 8点(2003-02-27 19:31:32)
その他情報
作品のレビュー数 132件
作品の平均点 7.33点
作品の点数分布
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221.52%
321.52%
475.30%
5107.58%
61410.61%
73123.48%
83123.48%
91914.39%
101612.12%
作品の標準偏差 1.82
このレビューの偏差値 52.02
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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