タイトル名	アフリカの女王
製作国	英,米
上映時間	104分
ジャンル	ドラマ,アドベンチャー,戦争もの,ロマンス,小説の映画化

　セシル・スコット・フォレスターの原作は未読だが、コレは名作。勝因はオスカー主演男優賞に輝いたボガート扮する船長とキャサリン・ヘプバーン扮する宣教師ローズの圧倒的な存在感による二人芝居。今時の俳優ではとても最後まで持たせられないだろう。個人的には勝ち気で安易に引くことをしないが、それでいてイヤらしさを感じさせないヘプバーンの絶妙の演技の方が僅かに上回っているようにも感じるが、この辺は観た人それぞれかな。第２の勝因は勿論ヒューストンの骨太な力強い演出。この裏エピソードを描いたのがイーストウッドの９０年作品「ホワイトハンターブラックハート」である。こちらによれば、撮影そっちのけで象狩りに夢中になっていたらしいんだが…。あ、ジャック・カーディフのカメラも特筆すべき美しさで大いに貢献していたと思うな。

作品のレビュー数	54件
作品の平均点	6.35点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 1 1.85％ 2 0 0.00％ 3 1 1.85％ 4 6 11.11％ 5 7 12.96％ 6 9 16.67％ 7 19 35.19％ 8 7 12.96％ 9 3 5.56％ 10 1 1.85％
作品の標準偏差	1.66
このレビューの偏差値	56.00 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値