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飢餓海峡 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 飢餓海峡
製作国
上映時間183分
劇場公開日 1965-01-15
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,犯罪もの,ミステリー,刑事もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  実際に起こった青函連絡船「洞爺丸」転覆事故をモチーフにして描かれた水上勉の原作を戦前からの巨匠・内田吐夢が映画化した問題作。犯人・犬飼多吉役の三國連太郎も、弓坂刑事役の伴淳三郎も、娼婦役の左幸子も各々絶品の演技。特にわざわざ御礼を言いに行って殺される羽目になる、左幸子扮する杉戸八重の哀れさには胸が詰まる。最後に連絡船から津軽海峡へ身を投げる樽見こと犬飼とバックに流れる(冨田勲作曲の)荘厳な地蔵和讃が、戦後の重く哀しい現実を慰撫するかの如く響いて深く心に残る。高倉健も出てるが殆ど意味ナシ。
へちょちょさん 9点(2003-01-29 06:11:58)
その他情報
作品のレビュー数 76件
作品の平均点 7.64点
作品の点数分布
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61317.11%
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1056.58%
作品の標準偏差 1.33
このレビューの偏差値 57.61
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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