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わんぱく戦争 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 わんぱく戦争
製作国
上映時間90分
劇場公開日 1963-03-13
ジャンルドラマ,コメディ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
開巻、ジョゼ・ベルグマンのマーチ風主題曲が軽快に流れるだけでニコニコとゴキゲンになれる。ジャック・タチの「ぼくの伯父さん」にも通じる”のほほん”とした本作の魅力を見事に伝える名曲だと思う。仏語原題は「ボタン戦争」の意だが、コレだと何とも誤解を招きそうな感じが強く、ハッキリ言って邦題の方が遥かに本作に相応しい。ボタンを巡る子供の戦争ごっこを通して現代の核戦争の脅威を風刺している…という深読みは実際そうなのかもしれないけど、あれこれ理屈をつけず無邪気な子供の情景を素直に楽しむのが正解だろう。特筆すべきは矢張り素っ裸でおちんちん丸出しのアントワーヌ・ラルティーグ坊やの愛くるしさ!!に尽きる。俳優出身のイヴ・ロベールは作風のみならず寡作(僅か6本!)な点でもジャック・タチとの共通点が多い一風変わった監督だったが、個人的には本作を発表しただけでも不滅の名監督である。こんなに童心に還らせてくれる映画は稀有な点も込みにして9点進呈!!
へちょちょさん 9点(2003-10-12 21:15:38)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 8.25点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.66
このレビューの偏差値 67.14
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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