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復讐のビッグガン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 復讐のビッグガン
製作国
ジャンルアクション
レビュー情報
まずこの映画、音楽がめためたカッチョよいです。それを最初に言っておきます。それからですね、アラン・ドロンがカッチョよいです。マッチョです。無意味に肉体美を披露してくれます。トレーニングのシーンなんか見てると、『太陽がいっぱい』の頃より体だけ若返ってしまったかのように思える程、肉体がバクハツしてます。で内容はというと、B級アクションと言ってしまうと、まあ、そうなんですけども、そこには意外な深みもありまして。娘を殺された復讐に立ち上がり、一人また一人と倒して行くわけですが、単なる勧善懲悪では割り切れない部分が。手っ取り早く言えば、『ダーティー・ハリー2』、しかしもっとドロドロしていて、犯人一味は町のチンピラやズベ公をリンチ処刑する過激自警団、それをアラン・ドロンがさらに私刑で報復するという図式。途中のアクションは、何だかカッコよくもあるし、どこかで見たような感じもする(主人公が高いところから落ちそうになってぶら下がり、敵に見下ろされるシーン、これは、このテの映画では必須である。え?『モンスターズ・インク』にもあったって?気のせい気のせい)。しかし後半、サーカスでピエロに扮したアラン・ドロンと、敵とのやりとり、これは見逃せない。なんともやるせない余韻が残り、後味は悪いが喉ごしはいい、といった感じの映画になってます。
鱗歌さん 7点(2004-08-22 01:35:13)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.50
このレビューの偏差値 70.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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