Menu
 > 作品
 > シ行
 > 十一人の侍
 > 鱗歌さんのレビュー
十一人の侍 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 十一人の侍
製作国
上映時間100分
劇場公開日 1967-12-16
ジャンルアクション,ドラマ,時代劇,モノクロ映画
レビュー情報
『十三人の刺客』と『七人の侍』を足して2で割ると、ああ確かに(13+7)÷2=11人。ハイ、計算間違い。いや何にせよ、タイトルと言い、敵を待ち伏せる展開と言い、クライマックスの豪雨といい、『七人の侍』と敢えて共通点を持たせることによって、作品のベクトルの違いが、より強く印象付けられます。どっちかというと、“忠臣蔵”からあらゆる潤いを取り去って、ひたすら殺伐とした作品としたような感じ(僅かに残された潤いも、すべて作品の中で取り去られる)。集まった侍たちは、個性豊かに描き分けられることなく、単色に染められ(互いにやたらと名前を呼び合う点だけが、唯一の存在主張)、いわば“消耗品”として、戦いの中に命を散らせて行く。要するに、テロリスト。いやホント、殺伐としてますなあ。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2011-09-18 07:58:02)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 6.57点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6571.43%
7114.29%
800.00%
9114.29%
1000.00%
作品の標準偏差 1.05
このレビューの偏差値 72.04
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
十一人の侍のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS