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少年探偵団 かぶと虫の妖奇 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 少年探偵団 かぶと虫の妖奇
製作国
上映時間52分
ジャンルサスペンス,シリーズもの,モノクロ映画,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
前作からの続きと言えば続きでして、刑務所に入れられた二十面相の脱獄劇から映画の幕が開きます。ただ、前作から一変して、二十面相が妙に貧相になったというか、もしかして総入れ歯?な感じがやたら濃厚というか、要するに二十面相役が加藤嘉さんに交代した、ということなんですけれども。さすがは二十の顔を持つ男。ちょっとだけ、狂気も感じさせます。
それにしても、もの凄いのがこの、あっと驚く大脱獄劇。いやもう、このアクロバット感、007並みと言ってよいでしょう。度肝を抜かれます。
で、首尾良く脱獄した二十面相、相変わらず原子炉の設計図とやらを狙ってるのですが、この際、そんなことはどうでもよくて。
この作品のサブタイトルを見ると、江戸川乱歩検定(そんなのがあったとしてあったとして)準10級くらいの知識のある人なら充分に、ピンと来るはず、これはきっと「鉄塔王国の恐怖」の映画化だなと(註:連載時のタイトルは「鉄塔の怪人」だったらしい。続編映画もこのタイトル)。
しかしコレ、当たりのような、ハズレのような。
最後の最後になって、ようやく例のカブトムシのオバケが出てくるのですが、予想以上にデカイ。仮面の忍者赤影にもこんなカブトムシが出て来たような。
デカイだけではなく、なんと、火炎放射まで吹き出す、豪華かつ凶悪な設計。乱歩先生もこれはビックリでしょう。
ここで突然、映画はオシマイ。次回をお楽しみに、ということで。相変わらず明智はちっとも役に立たん。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-04-21 22:53:23)
その他情報
作品のレビュー数 1件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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