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新・猿の惑星 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 新・猿の惑星
製作国
上映時間98分
ジャンルSF,アドベンチャー,シリーズもの,小説の映画化
レビュー情報
宇宙人との“ファースト・コンタクトもの”って、SFのメジャーなテーマですよね~。色んな作家が色んなケースを想定して色んな作品を作ってきたワケですが・・・。この作品はスゴイ。発見された宇宙船から現れた来訪者が、地球で言うところのサルにそっくりだったという「だけ」で、動物園送りにするとは! じゃあ何よ、もし宇宙船から出てきたのがタコ型火星人だったら、水族館にでも送致するのかね、プンプン! という、ある意味度肝を抜かれたオープニングの本作。内容もスゴイ。もともと『猿の惑星』は、人間が獣に追われ、捕らえられる、という、人間と獣の立場を逆転させたところにSFの妙味があった作品だったはず。それをわざわざ、さらにもう一捻りしてしまったところ、獣が人間に追われるという、いわゆる「ウラのウラをかいたら、元通り」という作品になっちゃった、うん、これは確かにスゴイ。前2作を踏襲しているようで、実はほとんどの設定を無視しちゃってるしなあ。でも、でも。『猿の惑星』の面白さを支える要素の中でも無視できないひとつは、ジーラとコーネリアスという、二人の猿のキャラの魅力だと思う、その点で、彼らを主人公にし、彼らの受難を描いた本作は、やっぱし何だかグッとくるものがあるのです。ああ、もう少し金と時間をかけて丁寧に作ってくれていればなあ。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-05-01 14:27:43)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 67件
作品の平均点 5.97点
作品の点数分布
000.00%
111.49%
200.00%
322.99%
411.49%
51725.37%
61928.36%
72638.81%
811.49%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.18
このレビューの偏差値 50.21
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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