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エンド・オブ・ホワイトハウス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 エンド・オブ・ホワイトハウス
製作国
上映時間120分
劇場公開日 2013-06-08
ジャンルアクション,サスペンス,シリーズもの,犯罪もの,政治もの
レビュー情報
北朝鮮のテロリストがホワイトハウスを占拠し、大統領が人質に。テロリストの要求を飲めば、東アジアが、そしてアメリカが、大変なコトになっちまう訳ですが、映画を観てると、「要するにこの大統領さえ死ねば、すべて解決やんか」と思えてきてしまうのが皮肉(まあ結局は、必ずしもそうでもないのですが)。さてその占拠されたホワイトハウスには、ひとりのシークレットサービスが潜り込んでおり、孤軍奮闘、テロリストと戦う、と来れば、いかにもダイ・ハード。一人戦うジョン・マクレーンの役と、過去のトラウマを抱えたアル巡査部長の役を兼ね、さらには誰もがダイ・ハードを思い起こすようなシチュエーションも盛り込んだり。と、かなりダイ・ハードを意識しながらも、決定的に違うのは、やはり主人公の性格付け。途中で弱音を吐いてみせたり、いかにも人間的でゴザイマスという面を誇示して見せたマクレーンに対し、こちらの主人公マイク・バニングは、あくまで現場では戦闘マシーンとしての存在に徹しています。あくまで映画の中で、アクションを体現し物語を進めるためのひとつの駒としての存在、であるのが潔い。そういう意味では、この映画の誰もが、もしかしたら大統領すらも、駒に過ぎない訳で。ホワイトハウス襲撃のダイナミックなシーンも合わせて、派手な面と硬派な面を併せ持った作品になっています。思えば、マクレーンは人間的過ぎて、その魅力のせいでシリーズ化されてしまい、それがダイハードの不幸でもあったのですが、その点、本作みたいにシブい作品ではシリーズ化の心配もなく……と思いきや、シリーズ化の噂あり。トホホホ。
鱗歌さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-09 10:21:10)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 52件
作品の平均点 5.96点
作品の点数分布
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100.00%
211.92%
311.92%
4815.38%
51121.15%
61019.23%
71528.85%
835.77%
911.92%
1023.85%
作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 53.97
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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