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戦後最大の賭場 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 戦後最大の賭場
製作国
上映時間109分
劇場公開日 1969-04-19
ジャンルアクション,ドラマ,ヤクザ・マフィア
レビュー情報
《ネタバレ》 関西が舞台ということで、鶴田浩二と高倉健が関西弁で軽口をたたき合う場念があって、これが正直、少々違和感があるというか、この二人には似合わないような気がしてしまって、もう少し若い世代に主演をやらせてもよかったかな、と思わないでもないのですが。ま、でもこの二人の共演、ありがたく拝見させていただきます。
要は、昔気質で友情と信頼に結び付けられたこの二人と、巨大利権を背景にした経済ヤクザの台頭との対比、ってな感じですかね。盃をもらうだの返すだの、いくら言ったところで、時代の流れは止められない。経済、さらには政治へ。はい、そのテの役は、金子信雄の出番ですね。
クライマックスは任侠映画らしく殴り込みの場面、にはなるのですが、その後のラストシーンはちょっとホラー。主人公が歪んだ血濡れの鏡の向こうに自分の姿を目撃したとき、何を思ったか。結局は、自分達の古い「仁義」が、この事態を招いたのではなかったか。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-09-25 17:47:28)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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