Menu
 > 作品
 > ロ行
 > ロビンとマリアン
 > 鱗歌さんのレビュー
ロビンとマリアン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ロビンとマリアン
製作国
上映時間107分
劇場公開日 1976-08-14
ジャンルアクション,ドラマ,アドベンチャー,歴史もの,ロマンス
レビュー情報
ジジイになったロビン・フッドが(と言っても演じてるショーン・コネリーは40代半ばだけど)シャーウッドの森に久方ぶりに帰ってきて、悪代官ロバート・ショウと戦うオハナシ(いや、別に「悪」代官ではない気もするけど)。S・コネリー、A・ヘプバーン、R・ショウの3人が主役として同時にクレジットされているけれど、R・ショウはなかなか登場せず、A・ヘプバーンはさらに登場が遅れた挙句に尼僧姿に身を包んでおり、顔かたちを我々の前にはっきり見せるのは、映画も半分を過ぎるくらいになってから。と、そこまで引っ張っておきながら、彼女の髪型がいかにも「ママさんパーマ」風なので、ちょっと萎えてしまう(笑)。
そういう意味では、ロビン・フッド伝説を取り上げてはいても、地味というか家庭的というか。
ここではロビンもさほどスマートな男ではなくって(とは言え、S・コネリー、自分でそこそこのアクションをこなしてガンバってる)、『~最後の聖戦』と同じくデンホルム・エリオットとのユーモラスな組み合わせが、なんだか微笑ましかったり。
決してカッコよくは無いラストの描き方も、そういう路線にのっとったものかも知れませんが、さすがにちょっと弱いかな、と。
妻マリリンがあまり描かれていないから、妻との関係の深まりもあまり描かれず、そういうエピソードの支えがないから、要するにいかにも唐突なラストなんですね。ただ、ラストシーンを締めくくる「どこまでも飛んでいく矢」ってのは、これは何ともシャレてます。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-10-17 07:59:11)
その他情報
作品のレビュー数 25件
作品の平均点 5.48点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
3520.00%
414.00%
5520.00%
6936.00%
7312.00%
814.00%
900.00%
1014.00%
作品の標準偏差 1.68
このレビューの偏差値 51.85
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ロビンとマリアンのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS