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審判(1963) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 審判(1963)
製作国仏,伊,西独
上映時間118分
ジャンルドラマ,サスペンス,法廷もの,モノクロ映画,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
カフカは、ストーリーではなくシチュエイションの作家だと思います。この「審判」も妙に視覚イメージに訴えるものがあり、映画化というのは逆に難しいところ。映像化してくれる事自体はよいのですが、どうしても自分の持ってたイメージとそぐわない部分があるんです。第一、ヨーゼフ・Kがノーマン・ベイツなんでは、「コイツがそもそもノイローゼなんじゃねーの」という気がして、不条理劇に見えなくなってしまいました。ラストを変えたのも、うーん。どうかなあ。だったら映画全体をもっと原作と切り離して作っても良かったのでは?決して悪い作品ではないだけに、惜しいのです。
鱗歌さん 7点(2003-05-24 00:47:09)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 7.25点
作品の点数分布
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8216.67%
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作品の標準偏差 1.59
このレビューの偏差値 49.01
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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