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座頭市逆手斬り のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 座頭市逆手斬り
製作国
上映時間78分
劇場公開日 1965-09-18
ジャンルアクション,時代劇,シリーズもの,小説の映画化
レビュー情報
ニセ座頭市登場の巻。って、TVの水戸黄門じゃあるまいし。
この憎めない男を演じているのが寛美さんで、どうしてもこういう人が映画に出てしまうと、少々浮いた感じにはなってしまうのですが、とは言え、これも一種の映画史における奇跡でも言いますか、二人の名優が噛み合わない演技をぶつけ合う、なかなか貴重な光景ですから、それも含めて何だか憎めないんですね。それにしても寛美さんが大映に出演、どういう背景なのでしょうか。ちなみに同年の次作(地獄旅)には、今度は子役で直美さんが出演してたりするのですが。
本作、海辺に佇み、見えない目で海を「見よう」とする座頭市、なんていうちょっとポエムなシーンもあるけれど、百叩きの刑を受けながら涼しい顔をしていたり、本人がそばにいると知らずに自分の悪口を言ってる連中に、わざわざイヤガラセをしてみたり、だいぶお茶目な座頭市が登場します。なのに、いざ殺陣となると、まー斬るわ斬るわ。クライマックスの斬り合いでは、もはや収拾がつかなくなってしまった印象のまま、早々に映画が終わってしまいます。早っ。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-10-29 14:52:32)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.76
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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