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大怪獣バラン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 大怪獣バラン
製作国
上映時間87分
ジャンルSF,モノクロ映画,特撮もの,小説の映画化,モンスター映画
レビュー情報
『大怪獣バラン』と『大怪獣モノ』とを続けて見たもんで、どっちがどっちだったか、ごっちゃになってしまって。
って、そんなワケないですよね。一方は日本怪獣映画史の初期に位置するモノクロ作品、もう一方はカラーのおちゃらけパロディ作品。
本作、すなわち前者は、火山の噴火で現れた大怪獣とプロレスラーが闘う話です。
アレ?違う?
それはさておきこの大怪獣モノ。じゃなかったバラン。カラー作品のラドンから再びモノクロに戻り、出てる役者が地味ならバランが暴れる場所も地味で、存在自体が破壊を招くようなラドンに大きく水をあけられた印象。しかし四本足の怪獣がノシノシと民家を踏みつぶす光景は、モノクロ映像ならではの迫力もあって、なかなかのもの。
さらにはオレだって空飛べるんだぜ、と器用なところも見せてくれるけれど、これはその後の展開に活かされる訳でもなく、単に怪獣をいったん退場させるための方便にしかなってないですな。
とにかく、スペクタクル性ではゴジラやラドンにかなわないんですが、映画の大半を怪獣との戦いに費やしているのが本作の特徴で、ふんだんに使用されるミニチュア撮影もクオリティが高く、当時の特殊効果技術の水準の高さ、志の高さをうかがうことができます。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-04-04 07:54:54)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 4.23点
作品の点数分布
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217.69%
3215.38%
4430.77%
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作品の標準偏差 1.05
このレビューの偏差値 66.08
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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