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西部の男 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 西部の男
製作国
上映時間100分
劇場公開日 1951-01-10
ジャンルウエスタン,モノクロ映画
レビュー情報
やはり、ジョン・ヒューストンの『ロイ・ビーン』を観る前にコチラを観ておくとよいでしょう。オスカーを受賞したW・ブレナンのロイ・ビーン役、コレの後ではさしものP・ニューマンもきっと役作りに困ったに違いない!とイジワルな視点でヒューストン版を観るのもまた楽し。本作でロイ・ビーン役のブレナン、演技がウマイのヘタだの、そういう問題は関係なく、とにかく何だかビンボー臭い視線が実にタマラないのです。この雄弁に語る眼差しは、さしずめ「みのもんたに匹敵する」という最大級の賛辞を送るに値します(みのもんたならこの役できると思う)。さて、そうは言いつつも、主人公はあくまでゲイリー・クーパー。いやはや、乗馬がウマイ!実に姿勢がよいですね。ええと、他に褒めるところはないだろうか。ダメだ、どうしても記憶に甦るのはブレナンの視線ばかり(笑)。それはともかく、クーパー演じる主人公、私立判事ロイ・ビーン(こう書くとカッチョいい)と農民達の間に立って、何とか仲裁しようとするが、農民の家や畑が焼き討ちにあうに至り(このシーンのとってつけたようなダイナミックさ、やっぱり『風と共に去りぬ』の影響なんかもあるのでしょうかねえ??)、ついにロイに立ち向かう、ってな話。ギスギスしておらず、映画全体にユーモアがちりばめれてます。クライマックスなんかもう、はっきり言ってかなりムチャな展開。面白いです(笑)。
鱗歌さん 8点(2004-05-03 01:51:54)(笑:1票)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 6.92点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
300.00%
418.33%
518.33%
6325.00%
7216.67%
8433.33%
900.00%
1018.33%
作品の標準偏差 1.55
このレビューの偏差値 54.50
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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