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バルカン超特急(1938) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 バルカン超特急(1938)
製作国
上映時間98分
劇場公開日 1976-11-13
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,ミステリー,小説の映画化,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》 謎めいた話の展開にマジックなどの小道具や伏線の張り方の巧みさ、スリルにユーモアやラブロマンスまで盛り込んで面白くてよくできてると思います。
話のトリックはなんとなく想像できましたが、なぜ老婦人が狙われるのかというのは明かされてなるほど、と分かるまで謎めいてました。「お茶の時間だ。イギリス人はみな食堂車にいる」とか野球よりクリケットなどイギリス人を茶化すようなセリフが楽しくて愛情を感じますが、このイギリスを強調するようなところが案外意味深のような気も、、、
以下時局を感じての私見ですが。。。途中列車に乗り込んでくる軍人がナチみたいでした。製作年の1938年というと大戦前年のきな臭い頃で、架空の小国バンドリカというのがヒトラーのドイツを念頭においたような感じがする。
すると最後に食堂車のイギリス人が一致団結・協力して戦うというあのシーンもイギリスの当時の心意気を表してると考えると分かりやすい。老婦人の役割や狙われる危険性も納得、ということで時代背景と絡めて見るといっそう興味深かったりします。
キリコさん 8点(2005-01-27 21:30:22)
その他情報
作品のレビュー数 71件
作品の平均点 7.08点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.42
このレビューの偏差値 54.53
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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