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変人ばかりが集団生活している家と周辺の立ち退きを迫る実業家がいる。古臭い一帯を開発してビルを建てようというのだ。昭和13年にこんな今風な話がアメリカではあった、というのが驚き。変人一家を束ねるライオネル・バリモアのおじいちゃんに対する実業家氏、「人生はお金じゃないよ、人情だよ」というキャプラの人間賛歌のメッセージはここでも高らかに歌い上げられ、実業家氏は一転お金の亡者から生還してめでたし、めでたし。楽天的なヒューマンな作りはメルヘンに近いような気もするが、善人が報われるという話は気持ちがいい。
【キリコ】さん 8点(2003-11-16 15:42:23)
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