Menu
 > 作品
 > チ行
 > 地球の静止する日
 > 光りやまねこさんのレビュー
地球の静止する日 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 地球の静止する日
製作国
上映時間92分
劇場公開日 1952-03-28
ジャンルドラマ,サスペンス,SF,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
宇宙人侵略ものである同年に出された「遊星よりの物体X」や、「宇宙戦争」と対極に位置される友好型宇宙人を描いたSF映画の古典的名作。その後、「未知との遭遇」や「アビス」、そして「サイン」などSF映画に多大な影響を与え続けており、かなり高得点を付けてもおかしくはないエポックメーキング的な作品と個人的には思う。特撮や描写は時代を感じさせなくはないが(もっとも本作は社会派ドラマとして見るのが正解でしょう)、宇宙人による人類に対しての文明批判や警鐘というメッセージ性は当時としては斬新で、未来永劫語り継がれるべく永遠のテーマ。冒頭の主人公宇宙人と地球人側のファースト・コンタクトは大変考えさせられるシーンであり、さらに人間側との交流の中、会話のやりとりも深遠で味わい深い。このような説得力のあるドラマチックな演出は、さすが名匠ロバート・ワイズと言ったところか。不安を煽る不気味なテーマ曲も印象的だった。
光りやまねこさん 9点(2004-04-12 20:58:45)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 47件
作品の平均点 6.74点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
312.13%
412.13%
5714.89%
6817.02%
71838.30%
8817.02%
936.38%
1012.13%
作品の標準偏差 1.36
このレビューの偏差値 62.19
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
地球の静止する日のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS