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花いちもんめ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 花いちもんめ
製作国
上映時間122分
劇場公開日 1985-10-10
ジャンルドラマ
レビュー情報
当時、社会問題になった“アルツハイマー型老年痴呆症”と言う不治の病。家庭で面倒を看れなくなった年長者は、即“老人ホーム”行き…という不条理な現実。家族、そして病気と向き合うと言う事はどういう事なのか…。冬吉(千秋実)が家で排泄し、桂子(十朱幸代)のやり場の無い憤りのシーンは、当時高校生だった自分には衝撃的だった。色々な事を考えさせられたと同時に、自分が“老人介護問題”に対して如何に無関心にして無知だったのか…と痛感させられた作品でも有りました。意図する家族の苦悩なり葛藤を巧みに描き、千秋実の迫真の演技力はまさに圧巻。実は、早いうちから“アルコール依存症”について描いていたのもこの映画から。ちなみに、自分にはそういう経験は無いのだが、友人の女性が、ウチが2週間もおじいちゃんの面倒看なくちゃいけないから凄いイヤ…早く親戚の家に帰らないかな―…という言葉を聞いて、言い知れぬ哀しみを覚えた事が有りました。
_さん 8点(2003-11-15 15:27:12)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 7.38点
作品の点数分布
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417.69%
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617.69%
7538.46%
8430.77%
917.69%
1017.69%
作品の標準偏差 1.39
このレビューの偏差値 53.19
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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