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私は貝になりたい(1959) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 私は貝になりたい(1959)
製作国
上映時間113分
ジャンルドラマ,法廷もの,戦争もの,刑務所もの,モノクロ映画,TVの映画化
レビュー情報
田舎の床屋の親父がある日突然赤紙一枚で召集され、上官の命令は天皇陛下の命令という号令と共に戦争犯罪人となる。確かにこの男は不運といいたい気持ちは判るし、助かりたいという気持ちも判るが、余りにもエゴ丸出しで共感は出来ない。自分の人生を省みる気持ちが13階段を登る時まで少しも感じられない。階段を登り死の直前まで自分は何になりたいだなんていう逃避思考の人間に同調できない。彼の上官のように、自分の罪は罪と認め、死を迎えるまで他人のために尽くす、こんな人間こそ生きる価値がある人間だと思う。
亜流派 十五郎さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-05-16 21:21:03)
その他情報
作品のレビュー数 35件
作品の平均点 7.80点
作品の点数分布
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312.86%
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538.57%
6411.43%
738.57%
81131.43%
9822.86%
10514.29%
作品の標準偏差 1.67
このレビューの偏差値 32.79
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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