タイトル名	ミラーズ・クロッシング
製作国	米
上映時間	115分
ジャンル	ドラマ,犯罪もの,ハードボイルド,小説の映画化,バイオレンス

《ネタバレ》　いきなり私事で申し訳ないですが、個人的にこの作品は自分の好きなオープニング・ベスト5に入ります。何処かの林の中を動くカメラ、そこに一つの帽子が落ちて来てやがて風に攫われていく。何とも幻想的で美しく、またカーター・バーウェルの妙に爽やかなサウンドが耳に残ります。本編の方はガブリエル・バーン演じる主人公トムとキャスパーの手下たちとのやけにコミカルな乱闘シーンや、異常なほど強いギャングの親玉アルバート・フィニーなど、異色のギャング映画でありながらもしっかりとコーエン節が効いています。まさに会話術の妙とでも言うようなものを楽しめる作品で、特にガブリエル・バーンの「ハートは無い」の台詞には痺れました。それにしてもマーシャ・ゲイ・ハーデンやジョン・タトゥーロは良い仕事してるなぁ…。

作品のレビュー数	59件
作品の平均点	7.19点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 0 0.00％ 3 0 0.00％ 4 2 3.39％ 5 4 6.78％ 6 11 18.64％ 7 18 30.51％ 8 13 22.03％ 9 10 16.95％ 10 1 1.69％
作品の標準偏差	1.33
このレビューの偏差値	54.57 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値