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都会の牙(1950) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 都会の牙(1950)
製作国
上映時間83分
劇場公開日 1952-12-18
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,犯罪もの,ミステリー
レビュー情報
結婚を目前に控えた独身男性が、いつの間にか毒を盛られ余命あと1日と宣告されてしまう物語。医者が主人公に対して放った一言、「君は殺されたんだ」という言葉は非常にショッキングです。最初はなぜこの男が毒を飲まされたのか?というミステリーで話が進んでいき、次第に事件の真相を暴いていくサスペンスになります。裏でうごめく陰謀が明らかになっていく後半場面はストーリーがグングンと面白くなり、物語の中に引き込まれます。それにしても死を覚悟した人間というのは末恐ろしいもので・・・、もはや自分には何も失うものが無いわけですから、どんなことだってやってのけられるわけです。もし自分がこの映画の主人公と同様、毒を盛られ死の宣告を受けたら?と考えさせられてしまいます。主人公と同じように命を懸けて犯人究明に乗り出すか、それともひたすら絶望に打ちひしがれているか。はたまた最愛の人と最後の時を過ごすのか・・・。そういうことも考えさせられるとても奥深い映画です。
かんたーたさん 8点(2004-06-12 12:53:36)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 7.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.76
このレビューの偏差値 58.57
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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