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パコと魔法の絵本 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 パコと魔法の絵本
製作国
上映時間105分
劇場公開日 2008-09-13
ジャンルドラマ,コメディ,ファンタジー,医学もの,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ディズニーもティム・バートンもびっくり! “下妻~嫌われ松子”と連なる中島監督の世界観が、「ジャパニーズ・ブラック・ファンタジー」としてひとつの到達点を極めた作品だと思います。鮮やかな原色が織りなす色彩絵巻(ニナミカイズムと私は呼ぶが~蜷川実花)と奇天烈なファッションの数々。実写&CGの奇妙なアナログ的融合。まず日本国内でしか通用しないであろうギャグの乱発。一歩誤れば、単なるグロ映画で終わる処を、小川洋子の「博士の愛した数式」を彷彿させる題材を下地に、名優達による迷演技が「パコの清楚・処女性・永遠性」を際立たせ、涙を誘います。クールジャパン・カルチャーの第一人者として、中島監督が世界に羽ばたくであろう次回作に夢が広がります。しばらく、ザリガニ魔人のオドロしいCGとパコの扁平な爪が頭から離れませんわ・・・
つむじ風さん [映画館(邦画)] 10点(2008-11-02 23:49:23)
その他情報
作品のレビュー数 92件
作品の平均点 6.53点
作品の点数分布
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111.09%
200.00%
344.35%
466.52%
51213.04%
62223.91%
71819.57%
81920.65%
966.52%
1044.35%
作品の標準偏差 1.75
このレビューの偏差値 61.28
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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