タイトル名	プリンセス トヨトミ
製作国	日
上映時間	119分
劇場公開日	2011-05-28
ジャンル	ドラマ,ファンタジー,小説の映画化

《ネタバレ》　まず、プリップリな綾瀬はるかを走らせた挙句にスロー再生しちゃう監督に賞賛します。ストーリーは、寓話です。父子の絆がテーマ。そして日本の天皇制とダブって見えた。天皇制を滑稽に感じさせる部分もあるけど、左派的な堤真一が完敗するという結末にしているので、右派な映画です。要するに天皇万歳な映画。鬼の松平が、「プリンセスを守るために何億ものお金を使うことに何の意味がある！」と捲し立てますが、それに回答する大阪国総理大臣は「もっと大事なモノがある」と反論。そこがまさに、日本の天皇制とダブって見えたところ。天皇がいる意味あるの？いっつも控え目なスタイルで手を降ってるだけで、宮内庁とかお金かかるだろうし。みたいな事を考えていたのも束の間・・・。もともとプリンセスが重要っていう話だったのに、気が付いたら父子の絆の方が重要になっていて、いつの間にか焦点がすり替わってしまった。大阪国とか、豊臣秀吉の末裔っていうのは結局の所、シンボルとして必要なだけで、そのシンボルを上手く機能させることで、親子の人間関係を良好にしようってことを言いたかったんだな、と解釈しました。天皇陛下、ばんざ～い！！ｗｗｗ

作品のレビュー数	70件
作品の平均点	4.01点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 1 1.43％ 2 10 14.29％ 3 18 25.71％ 4 18 25.71％ 5 12 17.14％ 6 6 8.57％ 7 4 5.71％ 8 0 0.00％ 9 0 0.00％ 10 1 1.43％
作品の標準偏差	1.58
このレビューの偏差値	57.94 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値