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火垂るの墓(1988) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 火垂るの墓(1988)
製作国
上映時間88分
劇場公開日 1988-04-16
ジャンルドラマ,戦争もの,アニメ,小説の映画化
レビュー情報
他の人の言うように、知り合いの家を出てった兄ちゃんの行動が理解できない。この映画の言いたいことって『他人の世話になるくらいなら死ね』ってこと?『プライドを捨てるくらいなら死ね』ってこと?私はそういう風にしか思えなかった。昔の人々はそういう考えだったかも知れないが、この映画を見るのはほとんどが現代の子供だ(だからアニメなのだと思う。大人が戦争の悲惨さを知りたいならドキュメンタリーで充分) そんな考えを植え付けるのは、両親のいない子供に『恥を捨てて親戚の世話になるくらいならホームレスになれ』って言ってるのと同じなのでは?生きるためには他人の世話になりつくし、ドブネズミのような生き方をした『戦場のピアニスト』のシュピルマンの方がはるかに共感できる。人間は、たとえ人前で裸になっても、他人に後ろ指を指されても、誇りやプライドを捨てても、生きなければいけないのだ。それを、『世話になってる家の人に煙たがれただけで出て行く』なんて本当に理解できない。つまらないプライドを捨てて、あの家で我慢すれば生きれたのに・・・・・・『誇り』や『プライド』なんて『命』の前ではカス同然だ。
こわだりのインテリアさん 2点(2004-04-04 22:32:46)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 407件
作品の平均点 6.67点
作品の点数分布
0256.14%
1112.70%
2122.95%
3102.46%
4153.69%
5358.60%
64110.07%
76716.46%
87317.94%
96315.48%
105513.51%
作品の標準偏差 2.79
このレビューの偏差値 44.01
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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