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ワイルド・レンジ 最後の銃撃 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ワイルド・レンジ 最後の銃撃
製作国
上映時間140分
劇場公開日 2004-07-03
ジャンルドラマ,ウエスタン,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 静かに、丁寧に、時に優しく紡がれていく物語。その根底を流れる怒り。ラストに噴出する銃撃戦。
しかしそのカタルシスは薄い。敵を追い回し撃ち殺す住民の姿が、物語の後味を爽快にはしてくれない。
正当派の王道西部劇も、そこにはうっすら影が差す。やはり昔のような勧善懲悪は時代が許さない。

不器用で古くさくて、だけど真面目で実直なカウボーイ。
西部劇という、現代においては”時代遅れ”であるジャンルを真っ正面から描くケビン・コスナーがその姿に重なる。
この映画がアメリカでヒットしたということは、どこかでみんな西部劇を求めているのだろうか。
時代は変わっても伝統は受け継がれていく。別に西部劇に思い入れがあるわけじゃないけど、なんだかちょっと嬉しい。

紅蓮天国さん 7点(2004-08-19 20:36:14)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 34件
作品の平均点 6.71点
作品の点数分布
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6617.65%
71338.24%
8617.65%
925.88%
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作品の標準偏差 1.15
このレビューの偏差値 52.22
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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