Menu
 > 作品
 > ラ行
 > 楽園 流されて
 > TANTOさんのレビュー
楽園 流されて のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 楽園 流されて
製作国
上映時間106分
劇場公開日 2006-01-28
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》 まず結論から言うと、あまり面白くなかった。面白いところもあったんだけど、メインキャストの二人に全然魅力を感じられなかったのが大きい。男は図星を突かれてキレて手をあげる、女は高飛車で感謝や周りの人への配慮を全く知らない見下し女。それが作中で変わるかと思いきや、そんなに変わることもなくエンディングへ。一瞬変わりかけたと思ったんですが、、ね。

同じ官能映画のジャンルで一つ前に『火口のふたり』というものを観ましたが、それにくらべると大分薄っぺらいものと思ってしまいました。短い映画の割には長く感じてしまうのは致命的。

親の七光り、育ちの良い有力者の娘が参議院議員になるべく選挙に出馬するが、他者を自分の手足としか思わず、周囲の人間に感謝も知らず、ただただ横柄に振る舞う様は閉口の一言。男は男で、優しく気遣ってくれる嫁に子供のような態度で接し、挙げ句の果てに口論の末殺してしまうと言う、なんとも出来の悪い愛憎劇に思えてしまう。そんな二人が無人島に行き、お互いを罵り合いながら展開するストーリー。無人島生活の中で何か人間的なものが劇的に変わるでもなく、最後までお互いの本質は変わらないまま終了。ある意味清々しいが、面白いかと言うと全然そんなことはなかった。
急に出てきた中国人も唐突だったし、嫁さんを殺す展開は果たして必要だったのか??なくても全然話は進めたと思うが。

議員の娘に終始不快感を感じながら終わる。そんな映画でしかありませんでした。疲れた。
TANTOさん [インターネット(邦画)] 3点(2021-05-12 01:13:03)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 4.67点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
3133.33%
4133.33%
500.00%
600.00%
7133.33%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.70
このレビューの偏差値 44.23
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
楽園 流されてのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS