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人間失格 太宰治と3人の女たち のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 人間失格 太宰治と3人の女たち
製作国
上映時間120分
劇場公開日 2019-09-13
ジャンルドラマ,ラブストーリー,伝記もの
レビュー情報
《ネタバレ》 「太宰は偉大な作家扱いされているが、実は大変なクズだった」と言うことを歴史に詳しい国語の先生が言っていました。それに影響されたわけではないですがなんとなく引かれて鑑賞してしまった。コトの良し悪しはともかく、強烈なキャラクターですね、太宰は。三次の父で甲斐甲斐しい奥さんに囲まれながらもかなり堂々と不倫して、頼まれたからと子供をこさえて、こさえてしまったら面倒になってその女と距離を置き、夜は出版社の人間と飲んで飲んで飲み歩き、そこでまた違う女を引っ掛け常時に耽り、そうこうするうちに病気に体を蝕まれ、不倫や借金や病でボロボロになった中で書き上げた『人間失格』

『人間失格』自体もきちんと読んだことがないのですが、これを観て俄然読んでみたくなりました。自分も人間失格なところたくさんあるので、参考にさせてもらおう。

元々あまり邦画を観ないタチで、蜷川映画というのも実は初めての体験。ニュースや雑誌などで切り取られて見る蜷川イメージはただただ前衛的でイロモノってイメージでしたが、きちんと映像作品として見るとやはり芸術作品だなと感じました。ハッキリした色調の世界観が記憶に刻まれる映像でした。これを機に蜷川映画をもっと見ようと思いました。
TANTOさん [インターネット(邦画)] 8点(2021-04-06 23:52:48)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 5.08点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.59
このレビューの偏差値 61.54
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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