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ファイト・クラブ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ファイト・クラブ
製作国米,独
上映時間139分
劇場公開日 1999-12-11
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,犯罪もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 とってもおもしろかったわー。 でも…レーニンかよ!って感じ。 今さら「君たちは物欲に支配されている」とか言われてもねえ。 ソ連崩壊しちゃってて残念ねってなもんで。 それに自虐的な社会主義的全破壊主義でずっといくのかと思ったら、獣医になりそこなったコンビニ店員を後押ししたりして…なんなの?? もし無事に獣医になったら彼はきっと北欧家具に囲まれたセレブ生活するようになるわよ。 資本主義社会に貢献してどうすんのよ!?って感じ。 ラストにしても、社会の底辺の人々を解放するためのクレジット会社爆破な割に、その後おそらく起きるであろう恐慌にはまるで無頓着だし。 恐慌で一番苦しむのは結局底辺の貧乏人なのにね。 でもこれらの矛盾は「映画の矛盾」ではなくって「ジャックの矛盾」。 アタシ、この映画はすべてジャックという精神分裂症患者の「妄想」だと思ってるから、彼のすることに脈絡や一貫性がないのは至極当然、むしろ逆にリアリティすら感じるわ。 バーの外で自分を本気でぶん殴ってる男(気持ち悪すぎ)にあれだけたくさんの男が共感を持つとは思えないし、首を銃で撃って生きてるなんて絶対ありえない。 ってか脳を逸れても、あそこってモロ頚動脈だし!みたいな。 なのでメイヘム計画も最後のビル爆破も実際に起こったわけではないんじゃ??ってアタシは思ったんだけど…どうなのかしらね? ちなみにアタシはサブリミナル映像とジャックの病院での「目が覚めたら知らない所に…」発言で、ジャック=タイラーだって早々わかっちゃったわ。 なので驚きは全然なかったけど、それでもいろいろと考えさせられるこの映画、嫌いじゃないわー。 ところでブラッド・ピットのカラダ!! すごいわねー。 特にあのツンと上を向いたオシリ!! ヤバイわ。 でも全体的にはエドワード・ノートンのほうが好み!なのー(←何様)。
梅桃さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-10 13:17:01)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 535件
作品の平均点 7.38点
作品の点数分布
020.37%
120.37%
261.12%
3173.18%
4203.74%
5458.41%
66411.96%
79016.82%
811521.50%
99417.57%
108014.95%
作品の標準偏差 2.00
このレビューの偏差値 49.05
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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