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愛する(1997) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 愛する(1997)
製作国
上映時間114分
ジャンルドラマ,ラブストーリー,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
設定、考証が全てにおいてアンバランスすぎる。ハンセン病を中途半端な描き方するのは、「表現」として破綻している。制作側が何かを試みようとした形跡の臭いがする(外の世界が全くリアリティを欠如した結果、本来リアリティのない療養所の風景がかえってリアリティをもって見える)が、意図は全く伝わらない。◆それにしても、人物が全く描かれていないのがひどい(これも、上で述べたと同様、ハンセン病元患者の人々のリアリティのなさに、リアリティが生じるという奇妙な印象は受けるが)。このレベルになると、怒って投げ出さなかった俳優の意識が問われる。もっとこれは、設定や考証で解決できる気もする。遠藤周作の一番つまらない面を、熊井監督自身の一番冴えない表現によって、つまびらかにした作品。
みんな嫌いさん 1点(2004-02-14 08:51:03)
その他情報
作品のレビュー数 23件
作品の平均点 4.09点
作品の点数分布
028.70%
128.70%
228.70%
3417.39%
4313.04%
5417.39%
628.70%
714.35%
828.70%
914.35%
1000.00%
作品の標準偏差 2.47
このレビューの偏差値 44.92
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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