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氷点 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 氷点
製作国
上映時間97分
劇場公開日 1966-03-26
ジャンルドラマ,モノクロ映画,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
『汝の敵を愛せよ』は人を責めない事に通じる事で、その困難さと尊さを辻口一家から感じます。川べりの陽子の姿に「そんなに何回も飲んだらあかん、死んでしもたらあかんがな」という思いと、太陽の如き彼女の心を凍てつかせた、啓造の偽善者振りと「女は子宮で物を考える」という妄言も止む無しの夏江の浅はかさに、沸点の低い自分は腸が煮え繰り返りました。葛藤の末彼女を兄として愛した徹のためにも死なないで欲しいと祈り続けました。本作のテーマである『原罪』という考え方には納得出来ません。罪は犯した時に責任を取り背負うものであって、生まれた事が罪ではないと考えます。原作を読んでみることにします。
The Grey Heronさん [DVD(邦画)] 7点(2006-11-26 00:53:59)
その他情報
作品のレビュー数 18件
作品の平均点 5.28点
作品の点数分布
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200.00%
3211.11%
4316.67%
5633.33%
6316.67%
7316.67%
815.56%
900.00%
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作品の標準偏差 1.37
このレビューの偏差値 59.22
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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