タイトル名	パニック・ルーム
製作国	米
上映時間	112分
劇場公開日	2002-05-18
ジャンル	ドラマ,サスペンス,犯罪もの

娯楽映画と割り切ればかなり高レベルの作品だとは思うのだが、いかんせん観客はデビッド・フィンチャーの最新作を期待している。そういう意味で、これはマスを相手にした普通の娯楽作品でしょう。設定もおもしろいし、キャスティングもかなり成功している。ストーリーは安易とも取れるが、支えている着想がオイシイのでそれほど質は下がっていない。ついにジョディ・フォスターがお母さん役になったか、という感慨や、フォレスト・ウィテカーが最後まで信じ切れないキャスティングの妙でラストまで飽きずに観られる。あくまでもフィンチャー作品としてではなく、娯楽作品としての合格点。ただし期待するものとはやっぱり少しズレている。

作品のレビュー数	395件
作品の平均点	5.41点
作品の点数分布	0 2 0.51％ 1 4 1.01％ 2 10 2.53％ 3 35 8.86％ 4 61 15.44％ 5 92 23.29％ 6 92 23.29％ 7 55 13.92％ 8 34 8.61％ 9 7 1.77％ 10 3 0.76％
作品の標準偏差	1.70
このレビューの偏差値	58.95 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値