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評決のとき のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 評決のとき
製作国
上映時間150分
劇場公開日 1996-12-28
ジャンルドラマ,サスペンス,法廷もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
サミュエル・L・ジャクソンにサンドラ・ブロック、キーファー・サザーランド、アシュレイ・ジャッド、このキャスティングをさらっと眺めた感じではちょっとあり得ないほどの重厚感が出たのがものすごく不思議だ。さりげなく熱血野郎なマシュー・マコノヒーと、1人がっちり脇を固めたオリバー・プラットの存在感だけでここまでどうにかなるものか。個人的にはアクションヒーローをやってるより、こういう役のサミュエル・L・ジャクソンの方が好き。人種差別をかなりシビアに見つめるのかと思ったらポロッと軽く登場したサンドラ・ブロックの法学生には、これで話がバラけるものと著しく警戒したが、これをまとめ上げたジョエル・シューマカーの力量には神業めいたものを感じる。「依頼人」より登場人物は多いけどキチンとまとめたセンスはさすがです。マシュー・マコノヒーなんかに泣かされてたまるか、と身構えてたわりにあっさり泣かされてしまった私も弱い。南部の閉塞感がひしひしと迫って来る予想外の重厚感は、「ミシシッピー・バーニング」と並べて遜色のないものと思えました。傑作の域に入れてあげたいと思います。
anemoneさん 10点(2003-12-21 16:03:11)
その他情報
作品のレビュー数 124件
作品の平均点 6.97点
作品の点数分布
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321.61%
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62822.58%
73427.42%
83125.00%
997.26%
1054.03%
作品の標準偏差 1.40
このレビューの偏差値 65.55
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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