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今さらながら初見。「吉原炎上」という事実に基づいたラストだけは決まっていて、さあそこに至るまでにどう辻褄を合わせるかが勝負、という感じ。「不幸な家庭はそれぞれに不幸」ならぬ「不幸な花魁はそれぞれに不幸」を映像化したようで、いろいろ不孝を背負いつつ身を持ち崩し、悲惨な末路を迎える姿は正視できないほど。それでもそれぞれにプライドがあり、意地があり、儚い夢にすがろうとする姿を見せられると、なかなか辛いものがあります。救いはなぜか端役で出てくる緒形拳ぐらい。
【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2025-05-15 02:24:18)
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