Menu
 > 作品
 > フ行
 > フラットライナーズ(1990)
 > TSUTTYさんのレビュー
フラットライナーズ(1990) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 フラットライナーズ(1990)
製作国
上映時間115分
ジャンルサスペンス,SF,ファンタジー,医学もの
レビュー情報
「宗教と哲学がだめになったあとに科学がある」というのが主人公に託したジョエル・シューマッチャー の逆説的な考え。
しかし、この映画が制作された時代は、主人公の科白とは180度逆で科学技術そのもののいきづまり感が高まり、神秘主義・ニューエイジ哲学が一部のマニアックな人々だけでなくひろく市民権をえるようになっていた。日本では立花隆が『臨死体験』のための取材を本格化させていた。そんな時代に、シューマッカー は臨死体験そのものは認めつつその意味あいをかなりネガティヴにあつかってしまった。サスペンスに仕上げるための手段とわりきればいいかもしれないが、もう少し奥行きのあるものとして個人的には描いてはしかった。
ちなみに、日本での、ニューエイジ運動を実質的に枯らしてしまった地下鉄サリン事件は映画公開の5年後だった。
TSUTTYさん 6点(2003-12-17 19:45:03)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 51件
作品の平均点 6.08点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
311.96%
4815.69%
51019.61%
61427.45%
71121.57%
823.92%
923.92%
1035.88%
作品の標準偏差 1.63
このレビューの偏差値 49.71
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
フラットライナーズ(1990)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS