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シンドラーのリスト のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 シンドラーのリスト
製作国
上映時間195分
劇場公開日 1994-02-26
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,歴史もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 最初はシンドラー個人の欲である金儲けが動機なのに、自分の利益の為に一生懸命働いてくれる工場労働者たちの感謝の言葉を聞いてくうちに、彼らに対してまるで自分の家族と同じように親しみを感じる。
元々、彼の素質にあったのかどうか生い立ちは不明ですが「慈悲のこころ」について、ゲート少尉に「許すこと」を説く。
ゲート少尉は召使いのヘレンだけには異性としての特別な感情を寄せ始めるが、その気持ちを万人に向ける事ができるようになるまでの人間的成長への時間が全く足りていなかった。
自分も他の生きているものすべて一つであり、そこには自分と他の生命を隔てる壁、境界はないんだということを
まず知識としてインプットして、少しずつ実感できるように意識しなければ、そのような気持ちはなかなか育てる事が出来ないのかもしれない。
武力、戦争は死に直結するものであり、日本を含め、世界では一度の戦争で何千万人と死者を出している歴史がありその事を意識して各国が自分の利益だけを考えるのではなくて、世界が一つとなり、慈悲のこころで
考える姿勢が大切だと考えさせられる質の良い映画だと感じました。

さくらさん [DVD(字幕)] 10点(2013-09-07 10:32:03)
その他情報
作品のレビュー数 373件
作品の平均点 7.81点
作品の点数分布
020.54%
141.07%
251.34%
382.14%
471.88%
5184.83%
6308.04%
76016.09%
87820.91%
97820.91%
108322.25%
作品の標準偏差 2.04
このレビューの偏差値 55.26
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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