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裁きは終りぬ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 裁きは終りぬ
製作国
上映時間106分
ジャンルドラマ,法廷もの,モノクロ映画,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 陪審員制度なんて遥か遠い異国の裁判制度だと思っていたであろう、公開当時のニッポン人がこの映画を高く評価したのは頷ける。しかし、様々な角度切り口でこの制度を描いた、後年の同種作品群を観た後では、実際観て感銘を受けたかどうかといわれると・・・それほどでもなかったというのが正直な感想。でも裁判映画ジャンルの中では、歴史骨董品的な価値はあると思う。陪審員同士の公判中の自由過ぎる交流にも「えっ、そんなん有りなん?!」って驚かされたし。執行猶予なし5年の実刑判決という、極刑でもなく無罪でもない中途半端な判決結果が、却って何かスッキリしないというかモヤモヤして色々考えさせられる。このモヤモヤ感を観客に抱かせる事が、監督のそもそもの狙いだったとしたらお見事。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 6点(2022-08-30 21:38:13)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 5.40点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 52.27
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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