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いつか晴れた日に のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 いつか晴れた日に
製作国米,英
上映時間136分
劇場公開日 1996-06-01
ジャンルドラマ,ラブストーリー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 主人公をはじめ、登場人物の心情が深読みできた映画でした。たとえば、妹役のケイト・ウィンスレットが、ロンドンに来て自身の失恋に気付いた時に、主人公のエマ・トンプソンが慰めるシーン。エマは単純に慰めるのではなく、ケイトの恋愛観の甘さを追及します。もちろん聡明なエマは、妹が落ち込んでいるときに、過ちを責めてはいけないことくらい理解しているはずなのです。しかし恋愛観で対立し、幾度となく相手の認識の甘さを注意してきたのに言うことをきかなかったケイトを、責めずにはいられない。エマのやるせなさが表れています。そこに、エマ達を受け入れてくれた田舎の婦人が現れます。そして、いつもの軽い調子で、ケイトに話します。この時、エマは婦人の顔を凝視します。エマは自分はケイトを責めたにも関わらず、それでも婦人の態度には苛立ちを感じずにいられない。…といった感じに、色々とそれぞれのシーンの意味について考えさせられた映画でした。
IKEKOさん 7点(2004-02-08 01:04:41)
その他情報
作品のレビュー数 97件
作品の平均点 7.38点
作品の点数分布
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100.00%
211.03%
311.03%
455.15%
588.25%
655.15%
72424.74%
83232.99%
91313.40%
1088.25%
作品の標準偏差 1.65
このレビューの偏差値 48.60
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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