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震える舌 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 震える舌
製作国
上映時間114分
劇場公開日 1980-11-22
ジャンルドラマ,ホラー,医学もの,小説の映画化,オカルト映画
レビュー情報
私も高い評判を聞いてから観たクチで、期待が大きすぎた、というのが正直な感想です。破傷風の恐怖と、心理的に追い詰められていく夫婦には、観客を釘付けにする迫力があります。それはいいでしょう。しかし、本作には今ひとつ焦点を絞りきれてないような印象を受けます。例えば、父親の昭(渡瀬恒彦)が転ぶシーンがありますが、これが破傷風の感染によるものなのか、単に焦っていたのかどうかわからない。こういうはっきりしない場面が結構あります。そもそも本作はホラーなのか、ヒューマンドラマなのかもはっきりしないのです。それともこのような構造によって、作品に多角的解釈が与えられているのか?いろいろ考えましたが、やはり絞った方がいい、テーマがはっきりした方がこの作品はよくなる。私はそういう結論に達しました。とはいえ、本作がサスペンスフルな秀作であるのは間違いないと思います。
円盤人さん 6点(2004-10-07 00:54:38)
その他情報
作品のレビュー数 32件
作品の平均点 6.66点
作品の点数分布
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439.38%
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6928.12%
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8412.50%
939.38%
1013.12%
作品の標準偏差 1.47
このレビューの偏差値 46.97
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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