Menu
 > 作品
 > テ行
 > テイキング・ライブス
 > 六本木ソルジャーさんのレビュー
テイキング・ライブス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 テイキング・ライブス
製作国米,カナダ,豪
上映時間103分
劇場公開日 2004-09-11
ジャンルアクション,サスペンス,犯罪もの,刑事もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 異常に評価が低いけど、率直にいって楽しめた。
なんといっても、ジョリーの魅力ある演技が満載で、かなり良かったと思う。
笑顔と後悔の表情のギャップなんて相当良かったと感じた。
また、イーサンもなかなかの好演をみせていたのではないか。
ストーリーについては、確かに犯人はモロバレ(DNA鑑定でシロだったとか、ジョリーの判断(犯罪者の脳は普通とは違うとか)ではシロの可能性が高いとか、一応脚本の努力は認めてあげてもよいのではないか)しているけど、自分の想像以上に話が膨らんだと思う。普通のサスペンス映画なら病院を歩いているイーサンが実の母親に名指しされて犯人であることがジョリーにバレて適当に抵抗して捕まって終わりでしょう。
キーファーの起用も全く意味のない役柄であったが、逆の意味で良かったと思う。こんなどうでもいい役にキーファーが出るわけないのではないかという先入観があるから、脳が多少混乱する。キーファーの役どころが全く無名のおっさんだったら、観客を少しも騙せないでしょう。それにしても確かに扱いが酷すぎた。真犯人ではないにせよ、もうちょっと何らかのストーリーに絡まるキャラクターに設定すると思う。例えば、イーサンがキーファーをテイキングライブスしようとキーファーのことを観察していたら、実はキーファーは過去に殺人を犯しておりスネに傷を持つ身であったとする。そこでイーサンが自分の過去の犯罪をキーファーになすり付けて自己を清算するために、イーサンが目撃者のフリをしてキーファーのことを警察に告発するという流れでもよかったかな。キーファーのことを追いながら真相を突き止めようとするジョリー、警察に守られながらキーファーをはめようとするイーサン、自己の潔白のために逃走しながらイーサンの真の姿を暴こうとするキーファーの三者の駆け引き合戦でも面白い映画になったと思う。
六本木ソルジャーさん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-15 00:10:24)
その他情報
作品のレビュー数 69件
作品の平均点 4.58点
作品の点数分布
011.45%
122.90%
222.90%
3710.14%
42130.43%
52028.99%
61115.94%
722.90%
822.90%
911.45%
1000.00%
作品の標準偏差 1.55
このレビューの偏差値 64.32
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
テイキング・ライブスのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS