Menu
 > 作品
 > コ行
 > コンスタンティン
 > 六本木ソルジャーさんのレビュー
コンスタンティン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 コンスタンティン
製作国米,独
上映時間121分
劇場公開日 2005-04-16
ジャンルアクション,ドラマ,ホラー,サスペンス,ファンタジー,オカルト映画,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 正直8点というのは評価がちょっと高すぎるような気がする。恐らく7点くらいだとは思う。しかし評価できる点としては、原作がアニメコミックのためか、ヴィジョン・世界観が曖昧にならずはっきりしたものを持っている点。その世界観を独特で斬新な映像・撮り方でしっかりと描けている点。この2点はとにかく評価したい。
ストーリー的には、悪魔、天使、ルシファー、ガブリエル、聖書がどうのこうのと分かる人には分かる、好きな人なら好きという感じなので日本人は置いてけぼりを食らう人もいるかもしれないと思う。しかし、それほど難解なことは言っていないし、描くつもりもなさそうなので良く分からないところは適当に聞き流せば良いと思う。
個人的にはルシファーとコンスタンティンとのやり取りがもう一つ評価できるポイント。場面が変わってコンスタンティンの変わりようもまた、いかしている。
大体予告編で分かっていたことだが、悪魔側とコンスタンティンのバトルのようなものがないのは多少不満かな。序盤のエクソシスト、中盤の雑魚の大群や「虫や蟹」の化け物、バルサザールがほぼ瞬殺気味で終わっていたのがちと不満。趣旨が変わるかもしれないが、もうちょっとじっくりと描いても良かったと思う。特にバルサザールは中ボスだろうに。
2時間あまりで色々なことを描こうとしているためか、それぞれのエピソードや登場人物(チャズ、ミッドナイト、バルサザール、神父、バルサザールに殺されたボウリング裏の人)が多少描き足りていないとは感じる。
肝心のラスト後のおまけだが、チャズは元々ハーフブリードなのか、死んでハーフブリードになったのかが議論になるだろう。
答えは知らないし、「元々ハーフブリード説」が多数説のような気がするが、個人的には死んだ後にハーフブリードに転生したと思っている。
自分の考え方としては、①ミッドナイトのクラブに入れていない。②あまりにも弱すぎる。③後半やけに詳しいのは色々と勉強したためで、その労が神に認められた。④最後のキアヌの笑顔はチャズに対して「あの野郎、素性隠してやがったな」という笑みよりも、神に対して「なかなか、味な真似するじゃないか」という解釈を自分は取った。とにかく結論はどちらなんでしょうね。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 8点(2005-04-17 02:01:35)
その他情報
作品のレビュー数 226件
作品の平均点 6.04点
作品の点数分布
031.33%
120.88%
252.21%
3104.42%
4198.41%
53113.72%
66227.43%
74821.24%
83515.49%
973.10%
1041.77%
作品の標準偏差 1.82
このレビューの偏差値 55.92
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
コンスタンティンのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS