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恋愛適齢期 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 恋愛適齢期
製作国
上映時間128分
劇場公開日 2004-03-27
ジャンルドラマ,ラブストーリー,コメディ,ロマンス
レビュー情報
女性監督らしい優しさ、暖かさに溢れ、丁寧にそしてユーモアを交えながらセンスのある恋愛映画に仕上がっている。
特に前半のニコルソンとキートンの二人の会話やメールのやり取りが絶妙で素晴らしい。
小石、タートルネック、心臓病の胸の痛みやメガネなどの使い方もレベルが高くセンスの良さを感じる。
傷つくことの痛みを描きながら、恋には傷つくことを恐れては得られない喜びがある。恋愛に歳は関係ない、何才になっても人間として誰でも感じる感情だという想いが伝わる素晴らしい映画。
二人にとってお互いが自分の分身であり、自分の全てをさらけだしても理解してくれる人だからこそ、キートンはニコルソンを選んだんでしょう。ニコルソンにとっても、63歳にして初めて恋を知る相手であった。出会いから、知り合って、惹かれあい、別れた寂しさ、すれ違い、恋の痛み、痛みを克服する様、自分と向き合い様、真の気持ちに気づいた時には時すでに遅いといったように、恋愛の全てを丁寧に描きすぎているため、多少散漫な印象を受けたのが不満な点だが、恐らく時間をかけてじっくりと脚本を練ったためでしょうか。
自分も最初、キアヌがキートンに惚れるのは無理があるのではと思っていたが、自分の好きな作家というだけでなく、キートンが電話で話している時の笑顔を観て、自分の胸に感じたものを知りたいという動機には納得がいった。年上の女性だとしても、女性の笑顔には惹きつける何かがありますからね。
六本木ソルジャーさん 9点(2004-06-25 14:43:02)
その他情報
作品のレビュー数 113件
作品の平均点 6.44点
作品の点数分布
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210.88%
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62723.89%
72522.12%
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987.08%
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作品の標準偏差 1.56
このレビューの偏差値 60.55
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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