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ラングーンを越えて のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ラングーンを越えて
製作国
上映時間100分
ジャンルドラマ
レビュー情報
ビルマの惨劇と共に、民主化に闘う人々の暖かさを知ることができる意義深い作品。問題は、「軍事独裁政権」という肩書きにこだわり、米欧が関わり合いを持たないようにしていることだと思う。この映画は、「軍事独裁政権」の中にも、果敢に尊い命を賭けて戦っている、勇敢かつ知的で心温かい民衆が多くいることを知らせてくれる。つまりは米欧が、「軍事独裁政権」であるからこそ、関わり合いを持つ姿勢が必要で、そうすることが情報統制の下で戦っている民衆の希望であると思う。「軍事独裁政権だから、我々の仲間に入れてやらない」という米欧の姿勢は、結局ビルマの民衆にとっては殺戮と恐怖の持続でしかなく、絶望でしかない。この映画のビルマの民衆、アウン・サン・スーチーの姿勢にはほんとに感動した。こういった希望の光に、世界は気付いて助けてあげてくれと切に思った。
ダブロンさん 10点(2004-04-19 07:46:40)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 7.93点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.83
このレビューの偏差値 56.18
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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