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ガンファイターの最後 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ガンファイターの最後
製作国
上映時間100分
劇場公開日 1969-12-09
ジャンルアクション,ドラマ,ウエスタン
レビュー情報
《ネタバレ》 良心とは何か。

利にさといだけの政治家の皮を被った商人、確固たる思想はなくなんとなく
世間の空気にのるだけの新聞屋、安全な場所でおびえるだけの小市民、
己の欲に従順なだけの小悪党、力まかせだけの前時代的保安官、
見て見ぬ振りするだけの聖職者。そして性に多感な青年。

反戦気運が高まりつつある1969年のアメリカという時代背景を考えると、
この作品は当時の現代風刺にありふれている。
保安官が法やペンではなく銃で撃たれたところが、とくに皮肉が効いている。
結局は力だろと。

観るのは2度目で、1度目は昼のBSでお決まりの西部劇くらいしかなかったが、
監督がドン・シーゲルで作られた時代が60年台後半と思うと、
ただならぬ気骨のある作品だ。
michellさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-04-28 15:32:38)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.50
このレビューの偏差値 52.22
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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